こんにちは!Kanako(@KanakoOnishi)です。
今回はブログの記事をリライトする際の方法について解説していきますね。Search Consoleをしっかり活用しながら、検索順位を上げアクセスアップを狙っていきましょう。その際に4つのポイントがありますよ。
目次
ブログ記事のリライト方法について
記事のリライトをする方法ですが、Search Consoleを活用していきます。
Search Consoleは、自分だけしか発見できない改善点見つけて修正をしたり、お宝キーワードを見つけてアクセスを集めたり、検索順位を上げるために必要な情報がたくさん詰まっています。
※ここでお宝キーワードは、まだサジェストに出てきていない検索者が検索する意外なキーワードのことを指します。
動画でもSearch Consoleの分析の仕方や使い方について解説していますので、Search Consoleの使い方がイマイチわかっていない方はご覧くださいね。
ブログ記事のリライトをする前に
リライトをする前にそもそもリライトが不要の記事もあるはずです。
例えば、すでに検索上位に記事があってアクセスが集まっているのであればリライトはおすすめしません。
リライトするとしても修正をしすぎると、逆に検索順位が下がる可能性もあると踏まえてリライトはした方がよいです。
また、トレンドブログの場合は旬を過ぎると削除した方が良い記事もでてきますので、リライトせずにすぐに削除した方がSEOの効果つながることもありますね。
例えばテレビ番組名の入った記事は、ネタによってその時(その日)しか検索されない場合もありますよね。そういう場合は、削除もしくは番組名を消してメインキーワードを変えてリライトしてもよいでしょう。
Search Consoleを活用してアクセスアップを狙うポイントは4つ!
「Search Console」を使ってリライトをするコツを解説していきますね。
リライトの効果が見込めるのは現時点で以下の条件を満たしている時。
- 記事を公開後に約半年経っている時
- 検索順位が(2ページ)11位以降であること
Search Consoleの「検索パフォーマンス」のところから、分析することができます。動画でも解説したので、よかったらそちらも参考にしてみてくださいね。
【検索パフォーマンスの画面の見方】
- クエリ:検索者が検索したキーワード
- クリック数:検索結果に表示された時にあなたの記事タイトルをクリックした回数
- 表示回数:検索結果の中からあなたの記事が表示されている回数
- CTR:クリック数÷表示回数=CTR(クリック数)
- 掲載順位:検索結果に表示された順位
これらの記事を対象に4つのコツを抑えてリライトを行っていきましょう。
★リライトする時の4つポイント★
- 検索順位が高い×CTRが低い場合
- 検索順位が高い×表示回数が少ない場合
- 検索順位が低い×表示回数が多い場合
- 検索順位低い×表示とクリック率がある場合
一つずつ詳しく見ていきましょう!
検索順位が高い×クリック率が低い場合
1つ目はCTRが低いけど検索順位が高い時です。
「CTR」とはクリック率のことですが、本来はCTRが高いほど検索者の意図に沿った記事が検索結果に表示され、その記事がクリックされているということです。
2017年インターネットマーケティング・ニンジャズ社が公開した検索順位別のCTR(クリック率)です。一つの目安にしてみてください。
1位:21.12%
2位:10.65%
3位:7.57%
4位:4.66%
5位:3.42%
6位:2.56%
7位:2.69%
8位:2,65%
9位:1.74%
10位:1.64%出典元:SEOラボ
ここで考えるべきポイントは、「検索順位は高いのになぜクリックされていないのか?」ということですね。
考えられる原因を探らないといけないですが主な原因は以下の2点が考えられます。
- 検索者の意図に沿っていないタイトル
- 検索者の意図に沿っていないディスクリプション
※ちなみに狙ったキーワードで上位表示していても、表示回数が極端に少ない場合はそもそもその記事ネタに需要がない場合もあります。
検索者の意図に沿ったタイトルづけ&ディスクリプションにしていきましょう。
キーワードを詰め込みすぎて検索者の意図が複数になっていたりしていないか、日本語として意味の通るタイトルになっているのかなど、細かくチェックした方がよいですね。
検索者は一瞬であなたのタイトルを見て「あ!これこれ!」と判断してクリックをされるべきモノですが、意図に沿わないと「なんか違うな」と、せっかく上位表示されていてもクリックはされません。
検索順位が高い×表示回数が少ない場合
2つ目は、表示回数が少なくて、検索順位が高い場合です。
まず表示回数は、そのキーワードであまり検索されていない、ということがあげられます。
実際はもっと別のキーワードで検索されている可能性が高いですので、表示回数の多いキーワードを調べて、違うキーワードを盛りこんでみたりすると検索の流入源が増えるでしょう!
「クエリ」のところに特定の記事の検索されるキーワードがわかるので、そちらを参考に表示回数の多いキーワードを拾ってみると、意外にもお宝キーワードが見つけられます。
トレンドブログの場合は、特にこの表示回数の多いキーワードはこまめにチェックするとライバル不在のキーワードを拾い、アクセスを集めやすくなりますね。
検索順位が低い×表示回数が多い場合
3つ目は検索順位が低く、表示回数が多い場合です。
「表示回数」を一回クリックすると、多い順番もしくは少ない順番に変えることができるのでやってみてください。
表示回数が多いということは、そのクエリ(キーワード)で検索する検索者が多いということです。
つまり需要が大きいことを指しますので、リライトをすると検索上位を目指せるでしょう。
リライトをするのであれば、上位サイトの記事にあって自分の記事の内容にないもの。
比較検索されても読みたい!と思ってもらえる記事タイトル&キーワード&内容にしていく必要がありますね。
検索者にとって役に立ちそうな内容を追加して上位表示は十分に狙えます!
検索順位低い×表示とクリック率がある場合
4つ目は検索順位が低く、表示回数やクリック率がそこそこある場合です。
この傾向として考えられるのは、検索者が上位サイトの記事でそこまで満足できずに下の記事を見に来ているということですね。
つまり、これは少しリライトをすれば、検索順位が上がってアクセスが上がる可能性があります。
お宝キーワードはこんな感じで意外なところに転がっていることがありますので、表示回数もクリック率もまぁまぁある場合はリライトをしていきましょう。
アクセスアップを見込めるお宝キーワードの見つけ方
これまでリライトのポイントをお伝えしてきましたが、この中で特に重要視していただきたきのは、「検索順位が低く&表示回数が多い」場合です!
検索上位にいるライバルの記事達がいるのに、掲載順位の低いあなたの記事が表示されている場合は、クエリにでてくるキーワードはお宝キーワードの可能性が高いからです。
また、検索者が深い悩みを抱えていて上位サイトでは満足できないから、下に降りてきてあなたの記事を読んでいるということも考えられます。
その場合は、しっかりライバルサイトの分析をした上で、検索者の意図を探っていくことから始めましょう。
ライバルサイトにあって、自分の記事にないものや、自分の記事にあってライバルサイトにないものを分析して、ボリュームを出したり他のサイトにはない別の切り口で差別化をはかるなど、様々な手段を使ってさらに検索者に満足度の高い記事を提供できると思います。
Search Consoleは使い方一つでアクセスアップを見込める優秀なツールなので、できるだけ早い段階で活用していきたいですね。
まとめ:リライトで記事を検索上位へ
具体的にリライトをする際のコツについてまとめてみました。
- もしSearch Consoleで見つけた表示回数の多いキーワードが自分の記事タイトルに入っていなければ、追加して変更する
- ディスクリプションの記事の内容にキーワードを散りばめながら、簡潔にわかりやすく説明する
- 意図に沿った記事タイトルの他にも、見出しの構成など順番も意識すること
- お宝キーワードを見つけた際はまた別の関連記事を書いてみること(内部リンクの追加は必ず)
- リライトの際は新しい情報も書き加える
(例:2019➡2018) - 検索上位の記事を参考に自分の記事足りない部分を追加
※特にトレンドブログ実践者は前文に日付を入れている記事をよく見かけます。「○月◯日に放送の〜〜で〇〇さんが出演して話題になっています」といった表現をされている記事は、必ずリライトをして日付ははずしていった方がよいですね。
検索順位を上げるためには1,2にも検索者の意図に沿った記事内容にしていくことです。
今回Search Consoleを使ってのリライト方法を解説してきました、あなたの記事のアクセスアップの何か参考になれば幸いです。